ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアと落ちこぼれ 【努力次第】

落ちこぼれだって必死で努力すりゃエリートを超えることがあるかもよ

ドラゴンボールで悟空とベジータが初めて戦ったときに、悟空が発した言葉。

実にロマンがある。そしてネットワークエンジニアという世界もそういったロマンを味わえる職種なのではないかと思う。

この記事では「落ちこぼれでもネットワークエンジニアで生き抜く」をテーマにする。

 

 

ネットワークエンジニアと落ちこぼれ

エリートとは何なのかざっくり定義しよう。この記事では以下を兼ね備えた人材だとしよう。

  • 収入が高い
  • 役職に付いている
  • 高学歴である

※補足しておくが、超エリートはネットワークエンジニアの世界にはあまり多くないだろう。

ところで、なぜネットワークエンジニアという職業が「落ちこぼれでもエリートに勝てる職業」なのか?その理由は下記2点だ。

  • ネットワークエンジニアは未経験者や高学歴でない者でも受け入れてくれる会社が多い
  • 年功序列より実力主義

ネットワークエンジニアという職業は簡単になれる

もともと、IT業界は入社の敷居は低く、未経験でも存分にチャンスがある業界。特に最近は売り手市場が続いている。

この記事を書いている2019年9月現在は特にITエンジニアは不足している。ネットワークエンジニアも例外ではない。

我々の会社でも「案件はあるが人が採れない」状況である。また、取り引き先や仲の良くさせてもらっている会社に話を聴いてもやはりそう。

現在はネットワークエンジニアになるチャンスといえる時期だろう。

年功序列より実力主義

日本の伝統的評価制度である年功序列を採用しない企業も多く、収入を倍にすることも本人の能力次第では十分可能である。

もちろん、評価制度については会社ごとにその方針が異なるので、全ての会社に当てはまるケースではないが、他の職業と比べると比較的昇給しやすいといえる。

ポイントは良質な経験を積むこと。良質な経験を積めば会社内でも高い評価を得ることができるし、転職というカードを切る場合にも、年収アップが可能になる。

 

 

ネットワークエンジニアが努力すべき方向性

ネットワークエンジニアの世界で地位を確立するには、努力と何に努力すべきか方向性を決める事が重要だ。

まず会社がどういったものか理解することが重要だ。それが努力すべき事項を決める上での大前提となる。

まずは大前提を理解

目の前にある業務を頑張って対応することは素晴らしいことだが、果たしてそれをみて「君は頑張り屋さんだから課長にしよう」とはならない。

「君は会社に貢献をした。だから課長にしよう」

つまり、自分が会社に貢献した認められるようなアクションを繰り返していけば、自ずと高評価がもらえる。

なんのために会社が存在するかというと、利益を出し株主に貢献するため。

決して、落ちこぼれに救いの手を差し伸べたい訳ではない。人手不足だし、低収入で雇えるから落ちこぼれでも採用するのだ。

大前提なので覚えておいて欲しい。

会社の利益に貢献する

エンジニアと利益追求が結びつかないし、抵抗がある人もいるかもしれない。

利益といえば「営業」を想像するかもしれないが、エンジニアも利益を追求することで、エリートと肩を並べる存在になり得る。

エンジニアが利益を追求というと、どうすれば良いのだろう?と思ってしまうかもしれないので、一例を挙げよう。

例えば、新規の大型な案件が受注できたのであれば、会社はその案件を手厚くする必要があり、優秀な人材をそこにあてがう。

そうなると元々その優秀な人がやっていた業務を誰かが穴埋めする必要がある。

人事異動の流動性を高めるのに一役買えれば、間接的に利益につなげることができる。

自分が代わりになれるよう、その優秀な人の言動やアクションを徹底的にトレースできるようになることを目指す。

優秀な人は単に技術に優れただけではない場合が多い。何をしたら分からないのであれば、徹底的にできる人を分析して、真似れば良い。

これはもちろんすぐにできることではない。しかし、目指すべき軸ができると努力する方向性がとても明確になる。

もう一例挙げると、ビジネスの話ができるようになること。例えば客先に常駐していたとして、その職場で仕事で業務を遂行する上で必要な会話や雑談ばかりしている人が多い。

しかし、それだけで、利益を得るための行動になっているのか?メシに行ったり、飲みに行ったりすれば、交流が生まれる。そこから他社との交流が始まり会社間の交流や利益に繋がるかもしれない。

もちろん、それなり仕事を頑張らないと嫌われてしまうケースもあるが、このように仲良くなっているだけで得をするケースもある。

現場での種まき活動も重要な取り組みということだ。

案件選びでエンジニア人生が決まる

未経験からネットワークエンジニアになるとすると、だいたいが「客先が現場となりそこに常駐する」ことをビジネスモデルとするSierに入社することになるだろう。

そして、どんな現場に配属され、どのような経験が積めるかでエンジニア人生が決まってしまうことも多い。

案件への配属については自分の意思が100%取り入れられるものではないだろう。

成長でき、自分を高めてくれる環境といえるのは下記が当て嵌まるような現場だろう。

  • 技術力が高められる
  • リーダーやそれに近いポジションが狙いやすい
  • 上流工程が経験できる

このような現場が望ましい。もし、上記どれにも該当しない現場に数年も居ることが強いられそうなのであれば、それは上司と交渉して別の現場に異動できるようにすべき。

もし、異動がままならないようであれば、転職も考えよう。

前述の通り、会社は利益を上げることを目指す。利益を上げるためには、社員の能力の底上げも必須。

異動の交渉事のひとつくらい余裕でできるようにしよう。そうしないとキャリアアップなんて絵空事になる。

 

 

定期的に市場をチェックする

ネットワークエンジニアの需要が高ければ、市場価値は上がるし、そうでなければ需要は低くなる。

今はネットワークエンジニアの需要は高いといえるだろうが、今後長いスパンで見た時にずっとそうなのかは分からない。

技術的な面でいえば「トレンド」があり、そういったスキルを持っていると市場価値が高くなる。

どんな人材が求められているか定期的に確認すると良い。

転職サイトに登録して市場で需要の高い人材の調査や自身がどの程度の評価をされるのか考察することが重要だ。

トレンドな技術を掴んだりするならば、イベントに行くなどすると良い。interopのような大規模イベントが代表的なものだが、もっと小規模なものであれば、割と頻繁に行われている。IT情報サイトなどで確認してみよう。

イベントに行き最新技術に触れ、どのようなシーンでハマるか?顧客に提案できないか?など視野を広げることが大切。

逆に現場の業務ばかりに専念していると井の中の蛙状態になる。

エンジニアの人はあまりやっている人が少ない印象だが、株式上場している企業のIRに載っている情報を目に通すという方法も良い。そこの「決算短信」の資料を見て欲しい。

例えば、Sierに努めているなら自社や競合大手の決算短信を見て、業界として調子が良いのか?どのような事業が伸びてきているか?どんなことに注力しているのか?などリアルな数字として把握できる。

ちょっと見方が難しかったりするが、数字に強いことはエンジニアの技術力以上に幅の利く能力なので是非抑えておきたい。

上記で挙げたように現場だけに留まらず、業界全体を知る方法はいくらでもある。流れや風向きのようなものを知ることで自身のアクションに生かすことができる。